- 2024 mod’s hair collection
Stage3(Impressionnisme)にて披露したモッズ・ヘア エージェンシー所属の飯嶋恵太の作品をコメントとともにご紹介!
担当したのはクロード・モネの絵画からインスピレーションを受け、制作したスタイル。
今回のステージ・スタイルに決めた理由について
第3ステージのテーマが印象派:モネで、ステージは画家のアトリエのような雰囲気で白い世界にすることになっていたので、カーテンが上がる際にモデルがただ座っているのではなく、その世界観に合わせてモデルをアトリエの中にある白いオブジェのようにしようと考えました。そこで、製作したマスクでモデルの顔を覆い隠し、ヘアに付けた木の枝もスプレーで白くして白い世界に溶け込むようにしました。
ヘアメイクに関して
ほとんどの方が想像されるモネの作品の印象は、ピンクや薄紫などのペールトーンを使用したものだと思うのですが、ヘアはそういった色彩感を取り入れ様々な色のエクステを付けることでモネを表現しました。
メイクは印象派の画風を表すために肌の中に色々な色彩を使い、荒くペイントして筆のタッチを表現しました。その中で、モッズ・ヘアに伝わる強さやカッコ良さも表現できればと考えていました。
また、モネの特徴である「水」「光」「反射」も取り入れたく、クリアのテープを巻くことで、水や光の反射を表現しました。最後につけたシルバーのピースは、最初はモデルの顔が睡蓮の花の中にあるようなイメージで、大きな花びらのようにデザインしてトライしていたのですが、イメージしていたカッコ良さとは少し違ったため、小さい睡蓮の花びらをイメージしてつける事にしました。
ステージ全体を通して、優しく可愛いらしい作品の印象があるモネを表現しつつ、その中でモッズ・ヘアらしさ、自分らしさも表現する事を意識しました。
スタッフ情報
Hair & Make-up:モッズ・ヘア エージェンシー 飯嶋 恵太
Assistant:銀座店 スタイリスト 野地 美希
Styling:鈴木 美智恵