6月11日に公開された映画『裸足の季節』のジャパンプレミアムに一足早く行って来ました。
トルコ人女性監督が全編トルコで撮影した映画です。
イスタンブールから1000km離れた小さな村に美しい5人姉妹は暮らしています。
古い慣習と封建的な思想の祖母と叔父に育てられ彼女達は徐々にカゴの中の鳥になります。
気持ちがない相手と結婚させられる為、来る日も来る日も花嫁修業の毎日‥
そんな姉達の姿を見て末っ子ラーレは決死の思いで立ち上がります。
夢の土地だと思っていたイスタンブールを目指して‥
驚いたのはトルコでは未だにこういう思想を持っている人達がいるという事でした。
この映画で描かれているのは事実もあると来日した監督が話していました。
しかしいち早く女性の参政権が認められ自由な女性もいます。
この映画を観て男尊女卑の考えは男性が作るだけのものでもないと思いました。
本当の意味で女性が自分らしく働いて生活出来るには‥と考えてしまいました。
大川ゆり