「サマーフィルムにのって」
映画部で時代劇オタクの勝新好き「ハダシ」が天文学部の「ビート板」剣道部の「ブルーハワイ」と共に時代劇映画を撮る青春ムービー。
同じ映画部は俗に言う「キュンキュン系恋愛映画」ばかりを撮る最中、ハダシはうまがあわず時代劇に想いをはせる。
シンプルな設定なんだが所々青春の尊さがちりばめられている。終始女子高生の日常の切り取り。
設定も細かく、高校生活華やかに過ごしている女の子はスカートの丈が短く、ハダシに関しては膝下までしっかり隠している。同じキラキラ系映画部へのアンチテーゼもうかがえる。
校舎の反響するセリフも心地よく、ワンシーンワンシーンほのぼのできます。
特にブルーハワイという剣道部の子が、いいキャラしてるんですよ。
ラストの殺陣には全ての青春が詰まっています。
性別、年齢問わずどなたでも楽しめる作品かと思います。
主人公は勝新好き、私湯本も勝新は大好き。
やはり座頭市の勝新の殺陣、そして食事の握り飯をほうばる姿なんかも雰囲気に圧倒されます。
座頭市に椿三十郎、十三人の刺客‥こちらの作品を見て時代劇を追っかけるの楽しいかもしれませんね。
モッズヘア新宿店目の前の「シネマカリテ」でも絶賛公開中。
見た後に美容室もありです。
中野店 湯本