故郷には鬼伝説というものがあって、昔はいたみたいですよ鬼。
近所に鬼の首塚なる場所があって、どいうわけか大昔その場所に鬼の首が飛んできたとか。。
信じるか信じないかはアナタ次第な話なのだが、吸血鬼とか魔女とかはなんか存在してたんじゃないかと思っております、中野店湯本です。
上半期沢山映画を観まして、「勝手にベスト10」を決めました。
栄えある第10位は吸血鬼や魔女で有名なルーマニアの映画になります。
「おんどりの鳴く前に」
ルーマニアの田舎の村を舞台にしたクライムサスペンス、クライムアクションとでも言いましょうか。
辺境な村で平凡な毎日、代わり映えのない日々でやる気のない生活を送っている、、、夢は果樹農園と語る中年の警官が主人公
そんな村に新人警官が来たタイミングで惨殺遺体が発見されて、新人警官はやる気満々で村のコミュニティにズカズカと入っていくんですね
それに対して主人公はやる気ありませんから、とりあえず新人にそんな頑張るなよと、、中年ならではのヤリガイ搾取的なマウントを取るんです。
それでも新人は熱意ありますから気にせず調査をしていくと狭い村というコミュニティ上、人間の生々しさみたいなものが見えてきて、流石に中年警官も重い腰をあげるのだが。。。といった話です。
主人公のヤル気の無さ。気怠さを纏った姿をみていると本当に情けないですが、平凡な毎日に本人も嫌気がさしています。
村というコミュニティと自身の保身や夢など全てが入り交じり、予想もしないラストを迎えるわけです。
タランティーノ作品を彷彿させるエンディングとキャラクター。
「ブルータスジャスティス」のような静かな流れからの、徐々に強くなるバイオレンス味、人間味。素晴らしいです。
安心してください、おんどりは最後まで無事です。
原題は「Oameni de treaba」。ルーマニア語で「善良な人々」
「殺しを呼ぶ卵」の養鶏ホラーから邦題を考えたのか?
B級感を侮るな、最高なおんどりサスペンスを是非
本日のお客様がこちら、、、、
バリカン刈りですが少しばかり長めに狩りました。
トップはワックスで毛先を遊べるようある程度長さを残しつつ、かなり軽めにしております。
固めのワックスですが、仕上げに少量のジェルを表面につけるとスタイルが締まりますのでお勧めです。
髪型、映画ご相談ください。
よろしくどうぞ
中野店 湯本