トリロジーと呼ばれる三作完結作品に対してジンクスみたいなものがありまして、、「2作目で一番面白い」
物語を作るうえで落とす前の盛り上がりを広げるためスケールやキャラクター像が大きくなりやすいからではないかと、見解しております。
さぁ、今回のトリロジーはどうだったのか、、、、
「MaXXXine」
上半期栄えある第9位がこちらMaXXXine
一作目「X」(エックス)
二作目「Pearl」(パール)
そして「MaXXXine」(マキシーン)
「X」では野心を抱いた男女六人が欲を抱く殺人鬼夫婦に狩られ、、、
「Pearl」ではその後の話ではなく、一作目の高齢殺人鬼夫婦の若かりし頃のお話に、、、
「MaXXXine」は一作目のその後を描く
トリロジーとしては珍しい構成で「ゴッドファーザー」ですら二作目で前日譚を入れつつもそこで後日譚をいれています。
舞台は、あの事件から六年後のロサンゼルス、ハリウッド。
スターダムに上りつつあるポルノスターのマキシーン。映画ピューリタンのオーディションに無事合格するものの街にはナイトストーカーによる殺人事件が発生。そんな最中マキシーンのもとに過去のテキサスの猟奇事件をちらつかせる探偵が現れる、、、、
ハッキリ申し上げますと「Pearl」が最高過ぎた、、、ミアゴスの名演技と脚本演出に全集中できる二作目を今回超えはしなかった、、、
ただこれだけは言えますがメチャクチャ面白いですよ。
ミアゴスの言葉遣い、リリーコリンズの顔芸、モナハンの映画あるある警官、そして最高に無駄遣いのケビンベーコン。
80,90年代のスラッシャーやホラー、サスペンスの香りがプンプンする、随所に監督タイウェストの映画オタクが散りばめられているのがわかります。
舞台の年代と史実の事件がリンクされており、うまいこと一作目に繋げた作品。
一作目に出てくるセリフ、、「X-factor」、、、、未知の才能、特別な素質、、、マキシーンの運命は果たして、、、
書いてて気づきましたがトリロジー作品ダブルバレルのショットガン出がち、、、
近日池袋新文芸坐にてシリーズ一挙オールナイト?にて公開ですので興味のある方行ってみても良いかもしれませんね。様々なトリロジーも是非、、、、
本日のお客様はコチラ、、、、、
普段は前髪を下ろしているお客様。
マッシュベースで前髪を下ろすのもお似合いですが、どうしても夏はオデコに汗かくと前髪がへたりますから、それなら気分転換にあげてみましょう。
セットも簡単、ベースフォームでボリュームを出しながら乾かし、ハードワックスを揉みこむだけ。
もちろんスプレーで少し固めてあげるががこの時期はよいかもしれませんね。
よろしくどうぞ
中野店 湯本